1.訳の解らぬ 事を問いかける 平成9年
#平成をかざるGRAPEVINEプレイリスト ということで選曲。
デビューミニアルバム1曲目。歌詞の冒頭
君は頗るアクティブで 訳の解らぬ 事を問いかける
キレキレ。イケテルビジネスショッテヤタラカタカナオオイデスヨネ。
2.我を忘れるほど甘く 平成12年
Dr亀井さん作曲。当時、POP JAMに出演した際に
迷わせて 迷わせて 我を忘れるほど甘く
テロップに映された審美的な言葉に衝撃でした。
3.それが青春だ / んなワケねえよ! 平成14年
バンドの創設者でリーダーのBa西原さん作曲。この年の年末に西原さんは脱退。
それが青春だ んなワケねえよ!
流行の青春パンクに対しての皮肉。
リーダー脱退の危機に「お前らはGRAPEVINEを続けてくれ」
というメッセージがあったそうです。脱退後もバンドは継続。
青春の暑苦しさを嘲笑いつつ、実際はバンドの熱く強い絆を感じます。
4.宿題終わったっけ? 平成17年
流行先取りなのかワンカットMV。Gt西川さん作曲。
サビ前の「宿題終わったっけ?」という歌詞の乗せ方が秀逸。
リリース当時は大学生で正に放浪人のごとくあちこち放浪してた夏でした。
5.そのくらい言わないと 平成19年
セッションで作られた楽曲でデビュー10周年の節目でのリリース。
今 限界を超える そのくらい言わないと
「そのくらい言わないと」が俯瞰してていいですよね。
6.かもしれない 平成23年
Dr亀井さん作曲。
世界を変えてしまうかもしれない
今の君は笑うかもしれない
想像を掻き立てる歌詞がいいかもしれない。
7.最後のシーンだって思えないが 平成25年
Dr亀井さん作曲。
これが最後のシーンだって思えないが
ほら最後のメロディーが鳴っている
この歌詞が何かを予言してたのか、
この年にデビューから所属してたポニーキャニオンを離れます。
8.大した効果は無い 平成27年
スピードスターに移籍後2枚目のアルバム「BABEL, BABEL」の先行シングル
吊り橋にでも出掛けよう 奈良県
の歌詞が話題になってましたが
言っとくが大した効果は無い
最後の歌詞も皮肉っぽくて好きです。
9.武器は要らない 平成29年
Dr亀井さん作曲。20周年記念シングル。
「武器」という意味の「Arma」なのに
例えばほら君を夏に例えた 武器は要らない 次の夏が来ればいい
最高のコピー。個人的平成29年優秀賞。
薄っぺらい賞よりも次の夏がくればいいってことですね。
10.きみの味方ならここで待ってるよ 平成31年
ギリギリ平成2019年リリースの「ALL THE LIGHT」ラストナンバー。Dr亀井さん作曲。
君は頗るアクティブで 訳の解らぬ 事を問いかける
という言葉で平成の音楽シーンに登場し
きみの味方なら ここで待ってるよ
と優しい言葉で平成を締めくくります。
オードリーの春日風に言うと「春日のここ空いてますよ」でしょうか。
いや、それは違う。
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