金沢市民芸術村から石川県立音楽堂コンサートホールへ。座席が3F席で上から演奏をじっくり観れる構造は良かったのですが、最初に客席へ降りた時はビビってしまいました。コンサートが始まれば演奏に夢中になって怖さも緩和。時間が経ち慣れてくれば恐怖心は無くなりました。
挾間美帆さんはメディアでよく名前を耳にしてて、塩谷哲さんはKANさんの「小学3年生」の客演で知りました。先日から、音楽仲間との会話で「鯖江JAZZ」の話題が増えて「ジャズ」という単語を聞くとジャズ好きの端くれとしてジャズのコンサートを観たくなり、何かイベントが開催されないか調べて今回のコンサートを知りました。
「3F席だし音はどうなんだろ?」と思ったのですが、そんな憶測は払拭。会場一杯に広がる極上のオーケストラの音体験をできました。第二部からはジャズドラムとウッドベースが加わり、ジャズの名曲もはや古典で王道。「処女航海」をオーケストラアレンジで披露。クラシックの繊細さやゴージャスな音の重なりに目からウロコ。豪快なドラムソロも挟まれたりして、ジャズのダイナミックさも体感。サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!でした。
「お二方はメディアにも出演してるし、トークコーナーがあるのかな?」と思ったら冒頭で少し喋っただけで基本は演奏で魅了。ストイックな姿勢に惚れ惚れしました。会場内はスマホでの撮影は御法度。客席を見渡しても誰もスマホを掲げず演奏に集中。最近、海外アーティストのコンサートだとみんなスマホで掲げてて「自分の目で観たら?」「撮影に夢中になってない?」と思うので、こういう時間大切。
金沢駅すぐ近くにこんな素敵なホールがあるの羨ましい。改めて金沢が好きになりました。
0コメント