朝活で大きな玉ねぎの下で青春

ガストのモーニングで2025年の朝活初め。日曜の朝10:00過ぎだったのでお客さんも多かったです。年末行った時と同じメニューを注文してました。いいじゃないか。更に時間を遡ってモーニングの前はエルパの映画館へ。レイトショーって言葉があるならアーリーショー?上映終了間近で朝8:00の回(こんな早い回で観るのは多分初)を逃すともう観れないので早朝から行動。「昭和と平成の境目」「令和」の2つの時代の主人公が入れ替わる展開で飽きなかったです。大ファンの中村航さんが制作に関わってるから気にはなっていたけど「若い子が見る映画でキラキラ系だろうな〜」と思ってました。

江口洋介が「デビュー当時にサンプラザ中野さんにはお世話になってました。今回はその恩返しのつもりで映画の出演を快諾しました。」とコメントしてて「寧ろこれが映画じゃないか!」と惚れ惚れして観に行くことにしました。そんな「ディスクジョッキー役の江口洋介」がカッコよすぎて「本当にこんな番組あったら毎回聴くだろうな」と考えました。ラジオ収録のスタジオ、外でのロケ(数分ほど)、シチュエーションも少なく出演も数分ほどのシーンで出番は少ないのですが存在感があって「役者さんって凄いな」と痺れました。

「〇〇役の飯島直子(ネタバレ防止)」「BARの客役の永野宗典」「ラジオDJ役の坂上みき」「両親役の西田尚美 / 原田泰造」「カフェ店長役の山本美月」こんな脳内テロップが流れるような豪華な配役。特に「BARのマスター役の休日課長」「大きなタイヤの自転車で登場」この演出が笑ってはいけない24時のようでした。

進路に悩む大学生たち見て「かなり尖ってるけど、端から見たら自分が学生の時も屁理屈ばかりだっただろうな」。終始馬鹿騒ぎしてる高校生たちも「バカバカしいけど高校生なんてこんな感じだったよな」と、どちらも納得。青い春な映画でした。

約四半世紀前の自分の高校時代、合唱コンクールの選曲の時に担任が突然「大きな玉ねぎの下で」を教室で流し曲の思いを語りだしました。「突然どうした?」となりつつ、結局採用されたのは別の曲。そんな「?」な思い出もある映画の元となった主題歌「大きな玉ねぎの下で」

爆風スランプじゃなくこちらのカバーverが主題歌。「本家じゃないんだ」と思いつつ「音楽もカバーしたりカラオケで歌い継がれて、人の想いや考えも下の世代へバトンを渡してくよな」と映画見て気づき、主題歌がカバーなのもそんなメッセージが含まれてると感じました。こんなオシャレなカバーだったら、合唱コンクールの時もみんな気に入って歌ってたかもしれないです。

選考を重ねた合唱コンクールで選ばれたのは米米CLUBの「浪漫飛行」。結局「大きな〜」もそうですが、当時から考えても10年以上前の懐メロソング。高校時代の自分には「こんなJ-POPなんて!」とかなり尖ってましたが、大人になってHALCALIのカバーを聴いて「良い曲だな」と心躍り、DJで流した時もお客さんの反応が良かったです。

合唱では私が伴奏担当だったのでピアノ練習しました。当時の尖ってた自分には普通に弾くのがイヤで、イントロや間奏に「世界の終わり」というロックアンセムのフレーズを拝借。勝手にマッシュアップしつつ、全体的に荒々しいアレンジで叩きつけるようにピアノを弾き倒しました。結局、映画の主人公と同じくらい尖ったことしてました青春時代の自分。

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